改訂版1 Raspberry Pi 3 に Volumio と rep2 を相乗りさせる方法(覚え書き)
Raspberry Pi ネタが続きます。
Volumio のアップデートがあり(軽微な修正のようです)新しいイメージで再構築してみました。
変更点
・volumio-2.587-2019-06-11-pi.img を使用
・php のバージョンを7.0から7.3に変更
・コンソールで実行していた perl をバックグラウンドで実行するように変更
・dat をDL出来るスクリプトを cron で実行する
Volumio の初回起動後に以下の作業を行う
・同じネットワーク内のPCから以下にアクセスし SSH を ENABLE をクリック
http://volumio.local/dev/
・同じネットワーク内のPCから SSH で接続 UTF-8
volumio / volumio
root password : volumio
タイムゾーンの変更
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
※「Asia」から「Tokyo」を選ぶ
パッケージの一覧を更新
$ sudo apt-get update
cron のインストールと動作確認
$ sudo apt-get install cron
$ systemctl status cron
リポジトリサーバの追加
$ sudo nano /etc/apt/sources.list
deb http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ buster main contrib non-free rpi
パッケージの一覧を再更新
$ sudo apt-get update
Unzip のインストール
$ sudo apt-get install unzip
vim のインストール
$ sudo apt-get install vim
php7.3 のインストール
$ sudo apt-get install php7.3 php7.3-dev php7.3-curl php7.3-mbstring php7.3-sqlite3
rep2-expack 導入
・本体をクローンして階層を移動
$ git clone git://github.com/open774/p2-php.git
$ cd p2-php/
・依存ライブラリをダウンロード
~/p2-php$ curl -O http://getcomposer.org/composer.phar
~/p2-php$ php -d detect_unicode=0 composer.phar install
・ディレクトリにアクセス権を付与
~/p2-php$ chmod 0777 data/* rep2/ic
・動作環境の確認をして問題なければホームディレクトリに戻る
~/p2-php$ php scripts/p2cmd.php check
~/p2-php$ cd
2chproxy.pl 導入
・事前に必要なパッケージのインストール
$ sudo apt-get install libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl
・インストール
$ git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git
・WinSCPなどを使って 2chproxy.pl をリモートからローカルにコピー
・ローカルにコピーした 2chproxy.pl ファイル内容の修正
DEDICATED_BROWSER => “rep2”, #使用している専ブラの名前
DAT_DIRECTORY => “$ENV{HOME}/public_html/p2-php/data/”, #datファイルが置いてあるディレクトリ
・コピーして実行権限を付与
$ cd 2chproxy.pl/
~/2chproxy.pl$ cp 2chproxy.pl /usr/local/bin/2chproxy.pl
~/2chproxy.pl$ chmod 755 /usr/local/bin/2chproxy.pl
Apache の設定ファイルを編集
・ファルを編集してポート番号を適宜変更する
$ sudo vi /etc/apache2/ports.conf
Listen 8082
$ sudo vi /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
<VirtualHost *:8082>
・ドキュメントルートの変更
$ sudo vi /etc/apache2/apache2.conf
<Directory /home/volumio/p2-php/rep2/>
$ sudo vi /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
DocumentRoot /home/volumio/p2-php/rep2
proxy 2chproxy.pl をバックグラウンドで実行する
$ nohup perl /usr/local/bin/2chproxy.pl > /var/log/2chproxy.log 2>&1 &
Apache の再起動
$ sudo service apache2 restart
最近読んだスレなどのdatをDL出来るスクリプトを cron で実行する
・cron.d に設定を書いたファイルを置く(06~23時の54分に実行)
$ sudo vi /etc/cron.d/fetch-dat
54 6-23 * * * root php /home/volumio/p2-php/scripts/fetch-dat.php --mode recent >> /var/log/fetch-dat.log 2>&1
同じネットワーク内のPCからブラウザで接続し rep2 の設定を行う
・ブラウザで接続
http://volumio.local:8082
・rep2 の設定
板リストの指定(適当なところを)
設定管理 / ユーザ設定編集 rep2基本設定 PATH
http://bbsmenu.afi.click/5ch_pink_machi/bbsmenu.html
プロキシの設定
設定管理 / ユーザ設定編集 rep2基本設定 ETC
proxy_use ●する
proxy_host 127.0.0.1
proxy_port 8080
おしまい
コンソールでの作業をなくしましたので、モニターにつないでいない Raspberry Pi でもすんなり構築できると思います。
Raspberry Pi 3 に Volumio と rep2 を相乗りさせる方法(覚え書き)
Volumio は以下のイメージを利用して作業しております。
volumio-2.586-2019-06-04-pi.img
Volumio の初回起動後に以下の作業を行う
・同じネットワーク内のPCから以下にアクセスし SSH を ENABLE をクリック
volumio / volumio
root password : volumio
パッケージの一覧を更新
$ sudo apt-get update
Unzip のインストール
$ sudo apt-get install unzip
vim のインストール
$ sudo apt-get install vim
php7 のインストール準備
・リポジトリサーバ追加のため sources.list に1行追記する
$ sudo vi /etc/apt/sources.list
deb http://mirrordirector.raspbian.org/raspbian/ stretch main contrib non-free rpi
パッケージの一覧を更新して php7 のインストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -t stretch php7.0 php7.0-dev php7.0-curl php7.0-mbstring php7.0-sqlite3
rep2-expack 導入
・本体をクローンして階層を移動
$ git clone git://github.com/open774/p2-php.git
$ cd p2-php/
・依存ライブラリをダウンロード
~/p2-php$ curl -O http://getcomposer.org/composer.phar
~/p2-php$ php -d detect_unicode=0 composer.phar install
・ディレクトリにアクセス権を付与
~/p2-php$ chmod 0777 data/* rep2/ic
・動作環境の確認し問題なければホームディレクトリに戻っておく
~/p2-php$ php scripts/p2cmd.php check
~/p2-php$ cd
2chproxy.pl 導入
・事前に必要なパッケージのインストール
$ sudo apt-get install git libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl
・インストール
$ git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git
・WinSCPなどを使って 2chproxy.pl をリモートからローカルにコピー
・ローカルにコピーした 2chproxy.pl ファイル内容の修正
DEDICATED_BROWSER => “rep2”, #使用している専ブラの名前
DAT_DIRECTORY => “$ENV{HOME}/public_html/p2-php/data/”, #datファイルが置いてあるディレクトリ
・編集したファイルをリモートにコピーする
・2chproxy.pl をコピーして実行権限を付与
$ cd 2chproxy.pl/
~/2chproxy.pl$ cp 2chproxy.pl /usr/local/bin/2chproxy.pl
~/2chproxy.pl$ chmod 755 /usr/local/bin/2chproxy.pl
Apache の設定ファイルを編集
・ファルを編集してポート番号を適宜変更する
$ sudo vi /etc/apache2/ports.conf
Listen 8082
$ sudo /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
<VirtualHost *:8082>
・ドキュメントルートの変更
$ sudo vi /etc/apache2/apache2.conf
<Directory /home/volumio/p2-php/rep2/>
$ sudo vi /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
DocumentRoot /home/volumio/p2-php/rep2
Raspberry Pi のコンソールで proxy 2chproxy.pl を実行する
$ perl /usr/local/bin/2chproxy.pl
Apache を起動する(こちらは ssh 接続したPCから)
$ sudo service apache2 start
同じネットワーク内のPCからブラウザで接続し rep2 の設定を行う
・ブラウザで接続
・rep2 の設定
板リストの指定(適当なところを)
設定管理 / ユーザ設定編集 rep2基本設定 PATH
http://bbsmenu.afi.click/5ch_pink_machi/bbsmenu.html
プロキシの設定
設定管理 / ユーザ設定編集 rep2基本設定 ETC
proxy_use ●する
proxy_host 127.0.0.1
proxy_port 8080
おしまい
これでとりあえず 2ch(5ch?) viewer として動作するはずです。
PCとスマホから同じ状態で見ることが出来てとても快適になりました。
駅前のTSUTAYAが閉店に
このブログでTSUTAYAのお取り寄せが高いと文句を書いたこともありましたが、駅前にあるレンタル屋さんというのはなにかと頼りになる存在でした。
ちょっと古めの邦画も在庫にあり、そのうち借りようと思っていたのですが先日閉店してしまいました。
コミックレンタルや雑誌の販売を始めたり、いろいろと店舗のあり方を模索していたようでしたが客足は戻らなかったようです。やっぱりAmazonプライムとかの影響が大きいように思います。自宅で映画を観るにしても、もうDVD借りに行くスタイルではなくなっているのでしょう。
週末の金曜日にTSUTAYA(品揃えの良い堂山店をよく利用してました)でDVDをたんまり借りて帰ってくる。これが楽しみだった頃を思い出します。
今までありがとうございました。
これからは営業をなんとか続けている近隣の店舗かゲオで借りることになりそうです。(でも宅配と比べると在庫が少ないのがなぁ…)
ゲオ宅配レンタルがお得
私は Amazonプライム をはじめ Netflix などのストリーミング系のサービスは利用していません。話題の新作を中心に映画を鑑賞される方はこちらの方がオトクな気がしますが、私は旧作中心なのでいまだにDVDレンタルが中心です。
近所の TSUTAYA と GEO に借りに行くのですが、だんだんと見たいものが無くなってきまして困っておりました。TSUTAYA のお取り寄せは値段がびっくりでしたので、最近はゲオの宅配レンタルを利用するようになりました。
ゲオ宅配レンタルの良いところは色々あるのですが、なにより料金がお安いです。目玉の旧作50円セールが月イチぐらいであります。(税込みです)宅配ですので送料がかかりますが、20枚で560円(こちらは税別です)でまぁ往復なので妥当なところでしょう。
なんだかんだで旧作を20枚めいいっぱい借りて、1作品あたり80円ぐらいとかなりの低料金です。
返送も送られてきた袋に入れて近所のポストですみます。
駅前の TSUTAYA でクーポン使って旧作借りても108円しますので、宅配を使ったほうが安い勘定になります。地元店は大切にしたいのですが、「鴛鴦歌合戦」や「ぼくの伯父さんの休暇」などは置いていないので仕方ありません。
全国で展開しているサービスなので、思った以上に貸出中が多いのが欠点なのですが、洋画も邦画もわりとしっかり旧作が揃えられているので当面はこちらを主に利用するつもりです。
ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》を金沢まで行って観てきました。
オーケストラ・アンサンブル金沢の定期公演ですが、ミンコフスキ芸術監督就任記念かつドビュッシーということでこれは間違いないと思いちょっと無理して遠征しました。
当日ロビーで行われたプレコンサートもドビュッシーのシランクスが演奏されるなど盛り上げるための気の利いた配慮がなされていました。
コンサートホールでの歌劇ですが、音楽堂の舞台には2枚のスクリーン(紗幕)が設置されておりそこに映像が映し出される工夫がされていました。舞台装置や大道具はほぼないのですが、スクリーンには場面の背景が映し出されたり、ときには心象風景だったりとなかなか効果的でした。
オーケストラ・アンサンブル金沢の抑制の効いた演奏と繊細な歌手陣の歌声もよく調和しており、強く印象に残るコンサートでした。
ただコンサートが終了してまず思ったのが、もっと良い席で観られたら最高だっただろう…という事でした。石川県立音楽堂はさほど大きなホールではないのですが、字幕付きのオペラは3階席だとちとつらいですね。念のために持っていった単眼鏡がかなり役に立ちました。
『シェルブールの雨傘』Les Parapluies de Cherbourg 1964年を再見しました。
前に見たのは20年ぐらい前でしょうか。少し前にラジオでこの曲を聞いて頭から離れず、本編を見直すことにしました。
冒頭のタイトルから鮮やかな色使いで良いですね。俯瞰のショットが素晴らしい。
マタニティ姿のカトリーヌ・ドヌーヴも可愛らしくて、やや苦手なミュージカル映画ですがとても楽しめました。
91分の長さも見やすく、抑制のきいたラストのエピソードも印象的でとても良い映画でした。これは名作ですね。
貸切状態でした… 松柏美術館「上村松篁展 夢見る楽園」
ようやく金沢21世紀美術館に行ってきました。
前売り券は買ってなかったのですが、金曜日でしたのですんなり入ることが出来ました。
目玉はなんといっても、レアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールですね。
恒久展示作品にもなっているようですし、この美術館の顔でしょう。(ちなみに館内の展示物で写真撮影が許可されているのはこの作品だけです)
多くの方がこの作品を体験しに足を運んでいる、と言っても良いと思います。
上から覗いても下から見上げても、なんとも言われぬ不思議な涼しさがあります。
作品自体は想像より小さいのですが、人を惹きつける魅力がありました。
休日はかなり混雑しているようなので、コンビニ等で前売り券を買って行ったほうが良さそうです。(スイミング・プールの上からは展覧会のチケットが無くても観ることが出来ます)
また、手荷物も持ち込み出来ませんので注意が必要です。(館内に無料のロッカーがあります)
気になっていた映画『四月の永い夢』を観てきました。
音と台詞に耳を澄ませ、じっくりと詩情豊かな世界を堪能することが出来ました。
物語については予告篇でかなり語られていますので割愛いたしますが、観終わってとても晴れやかな気持ちで映画館を後にしました。
誰にでも「良かったよ」と迷うことなく言える映画です。